ご利用ガイド|新時代のネット印刷【いろぷり】
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いろぷり ホーム > ご利用ガイド > データ作成時に注意すること > CMYK・RGBのカラーモードについて
一般に利用されている色を表す方法に、「RGB」と「CMYK」という2種類の方法があります。
「RGB」と「CMYK」では色域が異なるので要注意
CMYKはRGBに比べ、色の表現できる色の範囲が狭くなっています。
CMYKとRGBの色の範囲を比較すると、RGBで表現できる原色に近い鮮やかな色が、CMYKでは表現できないことがあります。RGBとCMYKは根本的に基となる色が異なります。
Microsoft OfficeやRGBデータで入稿される場合は、カラーを印刷用のCMYKに変換しなければなりません。
元のRGBで表現されている色がCMYKで完全に再現できないため、色がくすんでしまったり、異なるイメージの色に変わっています。
※特に「青」と「緑」、「ピンク」、「水色」の色の変化が大きいため、これらの色を使用する場合は注意が必要です。
データを作成する時は出力先に合わせて作成
出力する先に合わせたカラーモードでのデータ作成が一般的です。
異なるカラーモードで作成した場合、最終的な出力先に合わせて、色の変換が必要になります。
通常、印刷をする場合、CMYKで作成されたデータが望ましいのですが、RGBのデータがあった場合、印刷するためにCMYKに変換されます。
色を変換する方法や設定は、印刷会社により異なる場合が多いため、同じデータを使用しても、違う印刷会社に注文すると異なる色になる場合があります。
そのようなトラブルを避けるために、最終的な出力先に合わせたデータの作成が一般的です。
プレミアムデジタルプレス商品はRGBモードでのデータ入稿を推奨します。
(CMYKモードの入稿データの場合は、プレミアムデジタルプレスの広色域CMYKモードで印刷します)
RGBモードには「sRGB」と「Adobe RGB」があり、色の再現範囲が異なりますので下記にご注意ください。
【sRGB】
sRGBは国際的な標準規格となっており、モニターやデジタルカメラ、プリンターなどに採用されています。
多くの機器に採用されている汎用性の高いカラースペースですが、AdobeRGBに比べて表現色域は少し劣ります。
【Adobe RGB】
アドビシステムズ社が定めたカラースペースです。印刷業界などで多く利用されています。
sRGBに比べ表現色域が広いので鮮やかな色彩表現が可能です。
【入稿データのRGBモードについて】
お客様が入稿されたデータに設定されているRGBモード(sRGB もしくは AdobeRGB)のままで進行します。
入稿データ内の画像などにsRGBとAdobeRGBの両方のモードが混在している場合もそのまま進行しますが、
混在データ内の画像などにsRGBとAdobeRGBのいずれの設定もされていないものがあれば、AdobeRGBモードに置き換えて進行しますのでご注意ください。