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総インキ量と濃度オーバーについて

総インキ量と濃度オーバーについて

総インキ量とは

総インキ量とは用紙の1ヶ所に重ね合わせるプロセスカラー(CMYK)4色のインキの合計数値のことです。

濃度オーバーとは

濃度オーバーとは総インキ量が印刷における推奨数値を超えることです。
弊社では合計360%までの総インキ量を推奨しています。
CMYK各色が全て100%の場合の総インキ量は400%になりますが、この数値は印刷においては濃度オーバーとなり、品質に問題が生じる可能性があります。
例えば汚れが発生したり「裏移り」という印刷物を重ねたとき重なり合う紙にインキが写ってしまう現象が生じやすくなります。

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総インキ量の確認方法と修正方法

総インキ量の確認方法は作成アプリケーションによって異なります。


【Adobe Photoshop】

<確認方法>
「ウィンドウ」メニューの「情報」から情報パレットを開きます。
右上のオプションボタンから「パネルオプション」を開きます。
情報パネルオプション内の「第2色情報」を「インキの総使用量」にします。
画像内の確認したい部分にカーソルを合わせると情報パレットに総インキ量が表示されます。

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<修正方法>
Photoshopの総インキ量の修正方法は下記ご利用ガイドをご参照ください。

リッチブラックの修正について

 

【Adobe Illustrator/Adobe InDesign】

<確認方法>
Illustrator 及び InDesignで該当の黒を選択しカラーパッドでCMYKのインキ量をご確認ください。
カラーモードがCMYKになっていない場合は右上のオプションメニューでCMYKに設定してください。

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<修正方法>

Illustrator 及び InDesignのカラーパッドで総インキ量が濃度オーバーとならないように調整してください。

 

【Microsoft Office】

※Officeソフト(Word・Excel・PowerPoint)はRGBの表現しか出来ません。
他にも無料版CanvaなどCMYKの数値について確認や変更ができないアプリケーションがございます。
その場合は弊社のデータチェックで確認させていただきます。

Microsoft Officeについて

【リッチブラックとレジストレーション】

<リッチブラック>

通常黒色はK100%ですが、より深みのある黒色にしたい場合などに4色を使用することがあります。
見た目が黒色でも4色を掛け合わせた黒色になっている場合があります。
これをリッチブラックといい、意図的に使用する場合があります。
しかしながら、総インキ量が360%を超えると品質に問題が生じる可能性がありますのでご注意ください。
通常の黒色はK100%、リッチブラックをご希望の場合、弊社では C50% M40% Y40% K100% を推奨しています。

スミベタとリッチブラックについて

 

<レジストレーション>

レジストレーションとはCMYK各色がすべて100%になっているトンボ(トリムマーク)に設定されている色のことです。
トンボを設定した後にオブジェクトなどを作成すると、気付かないうちにレジストレーションのカラー設定になっている場合があるのでご注意ください。
トンボでは問題ありませんが、オブジェクトでは総インキ量が合計400%のため濃度オーバーとなってしまいます。

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